ジュノーの役割


ジュノーは、権利の主張という意味を持つ。ジュノーにハードアスペクトがあれば、強硬に権利を主張する意味で、ハードクレーマーになったり、相手の弱点を突くタイプになることもある。

太陽や火星など、仕事を表す天体と合する場合、弁護士や検事に適性がある。

■神話のジュノー

ジュノーは全知全能の神であるゼウスの正妻、ヘラをさしている。

ヘラは、ゼウスがいくら浮気をして外でたくさんの子をもうけようとも、決して離婚せず正妻の権利を主張し、浮気相手に制裁を加えていった。

ここから、特にジュノーがからむ夫婦関係は、長続きするが問題が多いという見方がでてくる。

また、ジュノーが絡むと、その天体の意味や星座の意味において、底意地の悪さが出てくることがある。激烈なジュノーの性質によるもの。

■ジュノーとのハードアスペクト

実占でも、ジュノーとのハードアスペクトを持つ天体がネイタルにある人は、ジュノー絡みの問題を抱えているケースが多かった。

水星ジュノースクエアやオポで、舌鋒鋭い、毒舌、つい嫌味を言うなどで、コミュニケーションに問題を抱える人は多かった。