甲辰・黄たぬきの男性の人生と恋愛結婚【日居冲殺で不族の業】

十干十二支の60通りの組み合わせの中でも、甲辰(きのえたつ)の男性はなかなかの曲者、恋愛も結婚も一筋縄ではいかないタイプのようです。

◆甲辰(きのえたつ)とは?

十干十二支の番号は41番。

◆動物占いでは「黄たぬき」

動物占いではイエローのたぬき。黄たぬき。

新しい動物占いでは「大器晩成型のたぬき」ともされている。

隠れ動物は「ペガサス」

ホワイトエンジェルは黒猿
ブラックデビルは黒コアラ

◆算命学では甲辰は「宿命天冲殺」の干支の一つ

算命学では甲辰は、宿命天冲殺の干支とされている。宿命天冲殺には日座冲殺と日居冲殺があり、日座に比べると日居冲殺は影響が軽いと言われている。

◆日居冲殺とは?

甲辰(きのえたつ)・乙巳(きのとみ)がこの日居冲殺に当てはまる。

日居冲殺の人は俗に「精神の貴人、行動の野人」と言われる。

なぜなら、普通の人がするように、自分自身の現実的な行動や経験から学んで行動を改めていくことができないから。

頭では分かっていても、行動は変わらない。そのため、同じ失敗を何度も繰り返し、反省することがない。プライドが高く、他人の指摘を受け入れない。自分が常に正しいと思っている。

「自分のことを棚に上げて正論を言う」ため、人付き合いがうまくいかないことが多い。人のことは的確に批判し、同じ要素を自分が持っていても気付けず、指摘されても反省しない。

幼少期に身に付いた行動を変えられないので、人としての在り方は、家庭環境に左右される。

目の前の現実に自分をうまく置くことができず、常に傍観者になる。そのため観察して批判する。常に「自分が正しい」立場でさばいていくので近い存在、つまりは同年代とうまくいかず、歳の離れた人たち、老人や子供に好かれやすい。

■三業干支とは?

「甲子」と「甲辰」が三業干支に当てはまる。

●三業干支『不族の業』の人生の特徴

・結婚に縁がない、またはうまくいきにくい

・子供と縁がない

不族、つまり家族を持たない業を追っている。家系の終わりを告げる干支。

この干支生まれが男であれば特に、結婚しても子供に恵まれず、子供ができても不幸にして亡くなる、手放すなどで家系がこの代で終わる。

家系のカルマを清算する役割なので、無理に子供を持とうとすると人生が悲惨になる。

幸い、この運命を知らずとも、この干支生まれの人は子供を持ちたい願望がない場合がほとんど。